写真の外装のすべてをデザインしています。デザイン的に見る我々と、構造的に見る大工の棟梁(とうりょう)との間で随分もめました。和風のデザインの場合、地域性その他かなり複雑な要素が関わってきます。互いに相手の要素を無視しているわけでは有りませんが、こだわるところが違っていたようです。しかし、そういったぶつかり合いを真剣にすればする程、勉強にもなり楽しくもあります。どうせやるなら、そういう棟梁といつもやりたいものです。
■撮影:堀内広治
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