設計施工の会社との違いはなに? 「デザイン料を払うと、2重にお金を払う気がする。」と言われることがあります。 本来デザインと製作は一貫した流れのものですが、経済的にはそれぞれ独立した概念で行われるべき業務です。設計施工や、デザインから製作までの会社は、デザイン料またはそれに類するものを見積書に入れていないケースがあります。しかし世の中ただで出来るものはなく、ものの製作費とそれに必要なデザインの費用は必ず発生しています。 組織内で、ある程度独立した立場の人たちが、それぞれの概念で意見をぶつけ合って進めているような、しっかりとした企業もあります。後は企業努力の話になりますが、数ある企業が特色を活かした仕事をするのですから、依頼する側が何を求めるかによって、、、その相手は変わると思います。 設計施工の場合、すべてを一元化して進行できるということだと思いますが、自分がその立場におりませんし、いろいろなやり方があるので、詳細な突っ込みはひとまず避けておきます。 設計と施工を分けた場合のメリットとして、コストその他すべてがガラス張りになることの納得や、依頼主に代わって(代理人として)プロの立場で、施工側とすべての話を進めてもらえる安心があります。これは求めるデザインを理想に近づけ、妥協を少なくする為にも大切なことです。 私の感覚で言うと、、、財務のことを会計士さんや税理士さん、法律なら弁護士さん、身体のことならお医者さん。というように、信頼のおける専門職の方に判断を委ねるのと同じだと思います。私たちは依頼主にとって、最善の方法や結果を判断するという意味では、お医者さんなどと同じような責任を負っていると自覚しています。えりを正して頑張ります。 Q&A<<戻る / 戻る>>サポート業務のこと |