中国トイレ事情のいま!(2005.02.15.UP)
皆さんはじめまして。関孝之の兄です。
私は現在中国の大連市で電子部品関連の仕事をしていますが、
「何か面白いことがあれば書いてくれ」とのことなので思いつくまま書いてみることにします。
皆さんは「中国」というと、どんなイメージをお持ちでしょうか?
自転車に人民服?まだまだ多いんのですよね。
こういう方…一度でも行ったことがある方は分かると思いますが、
沿岸部の都市(一般に開放都市と言われる)はもう日本の大都市とほとんど変わりません。
但しこれは表面上の話。
実際現地で生活すると、“自転車に人民服”を実感する場面がまだまだあります。
ただこのギャップがなんとも面白く、この国の活力となっている部分もある訳です。
(写真は高層ビルが林立する大連市内)
これからその“ギャップ”の部分をご紹介していきたいと思いますが、
今回は手始めに身近なトイレの話題から・・・
よく中国のトイレは“汚い”と言いますが、それはおおいに当たっています。
私も駐在当初はとても耐えられず、用を断念したことが何度かありました…。
汚さの細かい説明は省きますが、
(どうしても知りたい方はメールで直接お問い合わせ?ください)
日本人にはちょっと我慢しがたいものがあります。
現地女性駐在員の話によれば女性のトイレも同じ状況らしく、
(実際に見られないので比較は出来ませんが)
とにかく一般的に日本人の感性からは程遠いものがあります。
写真は中国の一般的な便器ですが、
(事務所のトイレで抜群にキレイな部類)
○○かくしが無いのが特徴です。
それと右前方のくずかごは、拭いたあとのペーパーを捨てるもので、
(水事情と紙質の問題でそのまま流せないところが多い)
これが慣れるまでにかなり時間を要します。
(一度そのまま流して大失敗してしまいました…
どうなったかは分かりますよね…笑)
まあ、この二点が基本的にトイレが汚くなる大きな原因なのですが、
もちろん一般の中国人の感性も大きな要因ではあります。
ただ最近は一般家庭でもかなり改善されているようで、
洗浄便座などはステータスシンボルになっているくらいで、
お金持ちはこぞって購入しているようです。
市内のあちこちにあるTOTO、INAX、松下などのきれいなショールームには様々な洋式便器が展示され、
上昇志向にあふれたニューファミリーで賑わっています。
(面白いことに各社、上の写真のような中国式便器もラインナップしている)
何度も出張で来ていた中国ですが、実際に住んでみないと分からないことが色々あります。
トイレにしても、、、
ホテルと出張先の会社の往復、また仕事で使う高級レストランだけだと何も感じません。
(写真は大連市内の5星ホテルのバスルーム)
まだ数ヶ月の滞在ですが、
逆に新鮮な驚きが沢山あると思いますので、
これからも機会があればご紹介していきます。
尚、誤解があるといけませんので一言申し添えますが、
私がここに紹介するトピックスは
決して中国を蔑視するものではありません。
私自身(或いは日本人)が通ってきた道だと思っています。
現在の日本人が見ると面白いことが沢山ありますが、
今の日本だって最初からこうだった訳じゃありません。
今の中国を見ることにより、
中国の将来或いは、
これからの日本を考える材料になると思い紹介するものです。
ちょっと大げさでしたが…(笑)
身近な話題をこれからも投稿します。
最後に、観光地では迷わず有料トイレに直行されることをお勧めします。再見!
兄上、メールありがとう!
そうなんですよね〜。現代日本人からすると・・・ちょっとやばいとこ、ありますよね。
僕は住んだ事無いけど、敦煌まで行ったとき(すごく田舎)、空港ですら(空港ですよ!)かな〜りやばかったで〜す。
それと面白いところでは、北京の公衆トイレで(有料だったかな?)バスの中で用を足すのがありました。
窓から外見えるし(笑)、今にも走り出しそうで、すご〜く不思議な感じでしたね。
僕も別の機会に紹介したいな〜アレ!(写真撮ったはず)
それでは時間が出来たらまたお願いしま〜す。